知識固めの演習に
高校2年生から3年生の受験生が対象です。漢文の基礎を習った後、その知識を演習で固めていく際にピッタリです。基本問題集なので、高校3年生の人は秋ごろには終わらせておきましょう。
たくさんの良質な問題に触れる
たくさんの良質な漢文に触れるということを目的としている参考書です。全部で30題が収録されていますが、どれもが受験のみならず教養として一度は読んでおくべき名文です。漢文法から漢文読解まで広い分野を学習できるので、試験直前の演習というよりは漢文の基礎固めに最適です。
徐々にステップアップ
全30題の問題が、簡単なものから難易度順に並んでいます。徐々にステップアップができるので、苦手な人でも無理なく漢文の力を伸ばすことができるはずです。各問題にもそれぞれ難易度が明記されているので、自分の実力をはかりつつ実力に見合った問題に挑戦することができます。
ポイントに絞って学習
解答解説には書き下しと全訳はもちろん、解釈のポイントが載せられています。試験で得点につながる重要なポイントですから、学習する際には特に注意して採点・復習してください。漢文では無数の漢字の意味を覚えることが不可欠になりますが、この解釈のポイントに絞って学習することで効率よく重要語句をおさえることができます。
一つ一つを丁寧に
問題を解いて採点し、解答解説を読み込むというのが1セットとなります。問題を解く際に全文書き下しと全訳もやっておくことをオススメします。書き下しと全訳を併せてするとして、1週間で3題ぐらいのペースで進めていけると上出来です。1日にたくさん進めることを目的とするのではなく、1つの文章をしっかり味わって読んでいくことを意識しましょう。