現代文の勉強のとっかかりに
現代文の基礎固めをしたい高校1年生から高校2年生が対象です。比較的読みやすい文章ばかりなので、現代文が苦手という人には、まず初めにチャレンジしてもらいたいところです。
解答は主にマーク形式
収録されている文章は全部で16題。基本的には選択肢から正答を選ぶ形式となっています。一部シンプルな記述式の問題も入っており、現代文の基礎学習に適した問題集と言えるでしょう。
背景知識を味方に付けるべし
本書のモットーは「現代文の読解力向上は背景知識なくして成り立たず」です。
例えば、言語学に関する文章が出題されたとして、既に言語学についてある程度知っている人とそうでない人には内容の理解のしやすさに差が出ますね。背景知識が豊富であれば、それだけ読解もスムーズになります。
本書では、背景知識に着目して様々なトピックから文章を選定しています。読み物として面白いものが多いので、取っつきやすく、内容が知識として残りやすくなっています。
レベルはMARCH、関関同立
MARCHまたは関関同立レベルの入試問題からの出題が多く、そのレベルを目指す人に特におすすめできます。より難しい問題が出題される大学を志望する人は、早い段階で取り組むと良いでしょう。
試験本番で実力を発揮するには
きちんと時間を計りながら解くことがポイント。現代文は、時間との勝負になることが少なくありません。自習段階からやや少なめくらいの時間設定で、手早くとくトレーニングをしておくと、得点力も身に付いていきます。
試験本番で焦らず実力を発揮できるように、力をつけておきましょう。